診療のご案内
当院では、丁寧な診察を行い、また必要に応じて各種医療機器や迅速検査キットなどを活用して適切な診断を行い、それらをもとにお子様にとって本当に必要な治療は何なのかを十分に吟味してご説明し、お母様・お父様方の不安を取り除くように努めて参ります。
風邪や気管支炎・肺炎、胃腸炎、インフルエンザなどの感染症はもちろん、気管支喘息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の診療にも力を入れております。
その他、何でも御気軽にご相談下さい。
診療時間
オンラインご予約について
小児科では、感染症のお子さんが中心に来院されます。
水ぼうそうやおたふくかぜなどの伝染性疾患が疑われるお子様につきましては
別室でお待ちいただくように御案内するとともに、あわせて当院ではパソコン・携帶電話・スマートフォンによる診療予約システムを導入しており、診察までの待ち時間を短縮させて待合室の混雑緩和を図ることで、院内での感染拡大の防止に努めております。
※来院患者様の病状や受付状況などによっては、診察順が前後することがありますのでご了承下さい。
※診療時間、窓口受付時間と異なりますので、ご注意下さい。
携帯電話・スマホからのご予約
携帯電話からネット予約のページにアクセスして、ご利用下さい。
左のQRコードを読み込んでアクセスしてください。
予防接種について
当院では、ワクチンで防げる病気に対する予防接種に積極的に取り組んでおります。
近年はワクチンの種類が増加し、接種スケジュールも複雑になってきております。
当院窓口には各種リーフレットも用意しておりますので、接種スケジュールなどにつきましては、窓口へご相談、お問い合わせ下さい。また、下記のホームページも是非ご参考下さい。
当院で取り扱っている定期接種ワクチン
京都府内に住民票を有する方については、定められた年齢範囲内で接種する場合は無償で接種可能です。里帰り分娩などで他府県に住民票を有する方が定期接種を希望される場合は、予め住民票を置いている自治体において手続きをして頂く必要がありますので、各自治体へお問い合わせ下さい。
- ロタウィルスワクチン(ロタリックス)(生後2か月より)
- ヒブワクチン(生後2か月より)
- 肺炎球菌ワクチン(生後2か月より)
- B型肝炎ワクチン(生後2か月より)
- 四種混合ワクチン(生後2か月より)
- 五種混合ワクチン(生後2か月より)
- BCGワクチン(標準接種は生後5か月~8か月)
- MR(麻疹風疹混合)ワクチン
(標準的な接種年齢:1期:1歳、2期:年長の学年) - 水痘ワクチン(1~2歳)
- 日本脳炎ワクチン(標準接種年齢は3歳より)
- 二種混合(DT)ワクチン(標準接種年齢は11歳)
- ヒトパピローマウィルス(HPV)ワクチン(小学6年~高校1年)
当院で取り扱っている任意接種ワクチン
※接種料金は2024年1月時点での税込み価格で記載しております。
B型肝炎ワクチン
当院での接種料金
- 10歳未満…1回につき3,000円
- 10歳以上…1回につき4,000円
1歳未満の方は定期接種の対象ですが、1歳以上の方については任意接種となります。
3回接種で、初回接種後4週後に2回目、20~24週後に3回目の接種を行います。
※母親がB型肝炎キャリアである場合は、出生した医療機関において生後すぐに、保険診療によりB型肝炎ワクチンと抗HBs人免疫グロブリンの接種が行われます。この場合のワクチン接種スケジュールについては出生した医療機関で説明があると思いますが、里帰り分娩などで出生医療機関が遠方となる場合、ワクチン接種・抗体検査などのフォローアップにつきましては当院へご相談下さい。
おたふくかぜワクチン
当院での接種料金…1回につき4,200円
通常は1歳より接種します。麻疹風疹混合(MR)ワクチン・水ぼうそうワクチン1回目と同時に接種するのをお勧めしています。また、予防効果を高めるために1回目接種の2~4年後に2回目を接種するのが推奨されています。おたふくかぜに罹患すると、無菌性髄膜炎の合併症や難聴の後遺症を生じる事もあり、ワクチンによる予防が重要です。
三種混合(DPT:ジフテリア・百日咳・破傷風)ワクチン
当院での接種料金…1回につき4,000円
百日咳の予防のために、現在は四種混合(DPT-IPV:ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)ワクチンの接種を乳児期に3回・1歳以降に1回の追加接種の合計4回が定期接種として行われていますが、幼稚園ぐらいの年齢以降で百日咳抗体の保有率が低下する事により百日咳に罹患する人が増えているのが問題になっています。一方、海外では多くの国で、就学前や思春期にも追加接種を行って合計5~6回接種としているところが多いです。
そこで日本小児科学会が公表した2018年8月1日改訂の予防接種推奨スケジュールにおいては、小学校就学前の三種混合ワクチンの追加接種(任意接種)が加えられました。また、現在11~12歳で接種を行っている定期接種の二種混合ワクチン(DT:ジフテリア・破傷風)の代わりに三種混合(DPT)ワクチン(ただし任意接種扱い)を接種しても良いとされています。
不活化ポリオワクチン
当院での接種料金…1回につき8,500円
現在は定期接種の四種混合ワクチンとして乳児期に3回、1歳以降で1回の追加接種が行われていますが、接種から時間が経つと抗体価が減衰します。このため、より長い期間ポリオ発症を予防するためには追加接種が重要であり、欧米諸国では4歳以降に追加接種が実施されています。日本小児科学会が公表した2018年8月1日改訂の予防接種推奨スケジュールにおいては、小学校就学前の不活化ポリオワクチンの追加接種(任意接種)が加えられました。
※なお現時点では、就学前の三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンの接種を四種混合ワクチンで代用することは、承認されていません。
インフルエンザワクチン
別途、お知らせページにてご案内いたします。
- 生後6ヶ月~13歳未満 … 2回接種
- 13歳以上 … 1回接種
毎年10月中旬頃より翌年1月末頃まで接種を行います。
受診のご案内
初診の方へ
保険証を必ずお持ち下さい。
お持ちの方は「子ども医療費受給者証」(白色)や「京都市子ども医療費受給者証」(さくら色)などの医療費受給者証を合わせてご用意下さい。
また、母子手帳もお持ち頂けますと、これまでの既往歴や予防接種歴の確認に非常に有用です。
他院で処方されている内服薬がある場合は、お薬手帳など、処方内容がわかるものをできる限りお持ち下さい。
予防接種
パソコン・携帶電話・スマートフォンでのオンライン時間予約が可能です。
乳幼児健診
窓口もしくは電話での予約をお願いします。(オンライン予約は受け付けておりません。)
薬局・処方について
当院では、院外処方としております。お薬を処方する場合は、処方箋を発行いたします。
お近くの保険薬局へ処方箋をお持ちになり、お薬をお受け取り下さい。
その他
当院は京都府知事より「外来対応医療機関」に指定されています。
地域連携医療機関
高度の検査や入院治療が必要な場合、専門性を要すると判断した場合は、
適切に連携している地域の基幹病院・専門医療機関へご紹介させていただきます。
- 京都鞍馬口医療センター(旧 社会保険京都病院)
- 京都第二赤十字病院
- 京都市立病院
- 京都府立医科大学附属病院
- 京都大学附属病院 など
外来診療に関する告知事項
オンライン資格確認について
当院では、マイナンバーカードによる「オンライン資格確認」に対応しております。 オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報・その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うことができます。また、医療DXに対応する体制整備として「電子処方箋」および「電子カルテ情報共有サービス」の導入に向けて取り組んでおります。
なお、当院では厚生労働省の定めに基づき医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算を算定しております。質の高い医療の提供に努めておりますのでマイナンバーカードのご利用にご協力をお願いいたします。
明細書発行について
当院は、患者様への情報提供を積極的に行うため、領収書の発行の際に診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。なお、明細書が必要ない場合はお申し出下さい。
一般名処方について
一般名処方とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。
これにより、有効成分の同じお薬が複数あれば、先発医薬品・後発医薬品(ジェネリック医薬品)をご自身で選ぶことができ、特定のお薬の供給が不足した場合であっても、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。
また、一般名処方を希望されない患者様につきましてはその旨をお伝えください。